映画「スタンド・バイ・ミー」の魅力とあらすじについて

映画「スタンド・バイ・ミー」の魅力とあらすじについて

スタンドバイミー

スーツを着て疲れた顔で電車に乗っているサラリーマンも、家事や育児に疲れ椅子に座ってため息をついている主婦も、昔は皆子供でした。

子供時代、隣町に行くだけで大冒険で、コーラや甘いおやつは、今よりもずっと魅力的なものでした。

また、気兼ねなく付き合える友だちがいつも隣にいて、「大人になったら自分はどうなるのだろう。」と語りあった記憶が、誰しもあるのではないでしょうか?

今回は、誰もが送っていた子供時代の魅力的な時間を鮮明に描いた名作、「スタンド・バイ・ミー」についてご紹介します。

スタンド・バイ・ミーのあらすじ

舞台は1950年代の、アメリカオレゴン州の田舎町キャッスルロック。

主人公のゴーディ・ラチャンス(ウィル・ウィートン) は、家で常にさみしい思いをしていました。

なぜなら、アメリカンフットボールの有名な選手で、最近、尊敬していた兄のデニーを自動車事故で亡くしていたからです。

また愛情をたっぷり注ぎ、将来を期待していたデニーを亡くした両親は、冴えないゴーディに対して、冷ややかな態度を取り続けていました。

そんな状況でゴーディは、「なぜ優秀で皆から期待されていた兄が死んで、冴えない自分が生きているのだろう。」と、劣等感に毎日苦しめられていました。

しかしゴーディには、大切な3人の仲間たちがいました。

聡明な親友のクリス・チェンバーズ(リヴァー・フェニックス )、軍人に憧れる短気な少年テディ・ドチャンプ (コリー・フェルドマン )、弱虫の肥満児バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)。

彼ら4人は性格も考え方もバラバラでしたが、なぜか仲が良く、毎日つるんでは悪い遊びに興じていたのです。

ある夏の日、ゴーディとクリス、テディはいつものように秘密基地に集まり、タバコを吸いながらトランプをしていました。

すると、バーンが慌てた様子で秘密基地に入ってきました。

3人が「なんなんだよ、騒々しいな。」と文句を言うと、バーンは「とんでもない情報を手に入れた。」と言います。

3人は固唾を呑んでバーンの話に耳を傾けると、バーンはとんでもないことを口走りました。

「森に少年の死体がある。」と。バーンは行方不明になっていた少年レイ・ブラワーが電車にはねられて死亡し、死体が森に隠されていることを、兄から盗み聞きしたと言うのです。

少年たちは興奮と戸惑いを隠せませんでしたが、ここでとある決断をします。

「死体を探しに森に行こう。そして、死体を警察に届けて有名人になろう。」と。

見所その①子供時代の特有のわくわくする時間が鮮明に描かれている

大人になると決して味わうことのできない、子供時代特有のわくわくする時間が鮮明に描かれているのがこの作品の1番の魅力と言えるでしょう。

実は、少年の死体が眠っている森は、彼らが住んでいる町から30キロしか離れていません。

しかし、彼らはその距離を1日半かけて歩き、大冒険するのです。

またその途中で、全身ずぶ濡れになりながら川を渡ったり、友だちと歌いながら歩いたり、未来について語りあったりと、大人になったら絶対しないだろうなという場面が続々と出てきます。

きっとこれが「大人になって手に入れた、お金と便利な生活と引き換えに失ったもの」の正体なのでしょうね。

見所②友情の大切さを再認識できる

ゴーディは両親からの無関心、クリスはアルコール中毒の父と不良の兄、テディは精神疾患を持つ元軍人の父と、臆病者で弱虫なバーン以外の3人は、家庭に大きな闇を抱えています。

しかし、彼らが楽しそうにいられるのは、友人と過ごすかけがえのない時間があるからでしょう。

例えば、クリスはゴーディの物語を作る才能にいち早く気がつき、「君は才能がある。」と、彼のことをいつも褒めています。

また、ゴーディも家庭環境を悲観し、進学を諦めていたクリスに「君は聡明だ。」と進学を勧めます。

さらに、少年たちは、虐待を受けているにも関わらず父に憧れるテディを受け入れ、典型的ないじめられっ子タイプのバーンに対しても仲良く接しています。

時には喧嘩もしますが、お互いを尊重しつつ仲良く行動する彼らを見ていたら、友情の大切さや尊さを再認識できます。

映画「スタンド・バイ・ミー」ちょっぴりネタバレ

森に死体探しの旅に出かけることを決めた少年たち。両親には、キャンプに行くとうそをつき、少年たちは歩いて旅に出ます。

しかし、目的地の森は遠く、歩いて行くと1日半はかかる距離です。

旅の途中に喧嘩をしたり、電車にはねられそうになったり、番犬に追いかけられたり、蛭に身体をはい回られたりと、様々なトラブルに見舞われます。

しかし、それをどうにか乗り越え、ついに死体を見つけたのです。

自分たちと同じくらいの年の少年の変わり果てた姿に、少年たちは複雑な表情を浮かべますが、死体を運ぶことを決心します。

すると、少年たちの元に、同じ町に住む年上の不良たちが現れ、「死体を渡せ!」と迫ってきたのです。

果たして彼らは、不良グループから死体を守ることができたのでしょうか?また、無事死体を警察に届け、有名人になれたのでしょうか?1つ言えるのは、物語は切なく衝撃的な結末を迎えるということ。続きはぜひ、実際に見てみて下さい!

映画「スタンド・バイ・ミー」評価

5.0 ☆☆☆☆☆

誰もが送ってきた、かけがえのない子供時代を鮮明に描いた名作のため、大人から子供まで楽しめます。

また、子供が見たら共感できる冒険映画、大人が見たら自らの子供時代を懐古するような切ない映画と、見る人の年齢によって映画の印象が変わるのも興味深いです。

また、家族や旧友と共に見て、映画の感想を言い合うのも楽しいでしょう。

スタンド・バイ・ミーを見るには?

現在スタンド・バイ・ミーはUーNEXT、Amazon Prime Video、Netflix、TSUTAYADISCASで配信しています。

上記のサービスの会員になっていれば、無料で閲覧可能です。

映画「スタンド・バイ・ミー」まとめ

今回は、映画「スタンド・バイ・ミー」のあらすじや見所、ネタバレについてご紹介しました。

下記が当記事のポイントです。

・スタンド・バイ・ミーは4人の少年たちが、行方不明になっていた少年の死体を探しに行く映画

・作中、かけがえのない子供時代が鮮明に描かれているのが魅力

・現在、Amazon Prime Video、Netflix等で配信中

気になる方は、ぜひ見てみてはいかがでしょうか?

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