コーヒーが冷めないうちにのあらすじやネタバレについて

コーヒーが冷めないうちにのあらすじやネタバレについて

コーヒーが冷めないうちに

ほとんどの人は、「あの時こうしとけば良かった。」、「あんなこと言わなければ恋人と別れずに済んだ。」なんて、ささやかな後悔を抱えながら生きているのではないでしょうか?

ただ、どれだけ後悔しても過去には戻れないので、現状は何も変わらず後悔する時間だけが無駄に過ぎていきがちです。

しかし、もしも過去に戻れるとしたら、現実はどのように変化するのでしょうか?

今回は1人1回だけ過去に戻れる不思議な喫茶店を描いたファンタジー映画、「コーヒーが冷めないうちに」のあらすじやネタバレをご紹介します。

コーヒーが冷めないうちにのあらすじ

マスター時田流(深水元基)と姪の時田数(有村架純)切り盛りする、小さな喫茶店フニクリフニクラには奇妙な噂がありました。

それは1人1度だけ過去に戻れるというもの。そんな噂を聞きつけた清川二美子(波瑠)は、フニクリフニクラを訪れ、開口一番「お願い!1週間前に戻して!」と叫びます。

二美子は1週間前に、友だち以上恋人未満の幼なじみ賀田多五郎(林 遣人)とフニクリフニクラを訪れた際、五郎が1人でアメリカに行ってしまうことを知らされました。

そして、てっきり自分と五郎が両思いで、自分のこともアメリカに連れて行ってくれると思っていた二美子は激高。結果五郎をまくしたてて口論になり、喧嘩別れしたまま彼はアメリカに旅立ってしまったのでした。

「あのとき口論になっていなかったら、五郎と結ばれていたのに。」と後悔し続ける二美子は、過去に戻って彼と仲直りするために店を訪れたのでした。

そんな二美子に、数は過去に戻る方法や条件を淡々と説明していきます。

■過去に戻る方法

喫茶店には白いワンピースを着た女の幽霊が座っている席がある。幽霊は1日に1度だけトイレに行くため、その隙に席に座ること。席に着いたら、数がコーヒーを淹れ、彼女が「コーヒーが冷めないうちに」とつぶやくと過去に戻れる。

■過去に戻る際のルール

・過去に戻れる時間はコーヒーが冷めるまで
・過去に戻れるコーヒーは時田家の血を引く女だけが淹れられる
・冷める前にコーヒーを飲みきって現在に戻らないと、白いワンピースの女のように幽霊になっていしまう
・過去に戻っても喫茶店からは出られない
・過去に戻ったとしても、過去に起きた出来事は変えられない

思ったよりも沢山の条件があることに二美子は困惑しますが、何もしないよりはマシと考え、過去に戻ります。

過去に戻った二美子は、五郎と再び口論になってしまいますが、どうにか彼に好意を伝え、現在に戻ってきます。

過去の出来事は変わらないため、現在に戻っても五郎は1人でアメリカに行った事実は変わっていませんでした。

しかし、二美子は五郎を追ってアメリカに行くことを決意し、五郎に連絡を取るのでした。

映画『コーヒーが冷めないうちに』見所その①:過去が変えられなくても未来は変えられる

過去に戻っても、決して起きてしまったことは変わりません。

しかし、それでも人々が過去に行く理由は、過去への後悔を無くし、未来をより明るいものに変えていくためなのです。

認知症の高竹佳代(薬師丸ひろ子)に、夫であることを忘れられ佳代の看護師として接してした房木康徳(松重豊)。

彼は過去の妻に会ってから、自分のことを看護師を偽るのを辞め、今後どれだけ彼女に忘れられても、夫として接することを決意しました。

老舗旅館の跡取りであることに嫌気がさし家出した平井八絵子(吉田羊)は、過去に戻って亡くなった妹と仲直りし、再び実家にも取り旅館を継ぐことを決めました。

過去にこだわって今を生きられない登場人物たちが、再び前を向いて生きていく様子を観ると、観客自身も前向きな気持ちになれるのがこの作品の最大の見所です。

映画『コーヒーが冷めないうちに』見所その②:過去に戻る映像が綺麗

登場人物たちが過去に戻る際の、映像美も見所の一つです。ドラえもんを観て大人になった人は、過去に戻ると言えば、ゆがんだ時計だらけの空間を進んでいくタイムマシンのような様子を想像するかもしれません。

しかし、この作品では過去に戻る瞬間、喫茶店が水で満たされ、登場人物たちが半分溺れながら過去に泳いで向かっていきます。

水に浸かったアンティーク家具や写真はとても幻想的で、観る人を非現実的な気分にさせてくれます。

作中、過去に戻る人はほとんど普段と変わらない格好で過去へと戻りますが、平井八重子だけはゴーグルを装着してから過去に向かっていきます。

実はこれ、八重子を演じる吉田羊さんのアドリブなんだとか。

そんな俳優さんたちの演技にも注目しながら、作品を観ても面白いです。

映画『コーヒーが冷めないうちに』ちょっぴりネタバレ

二美子が過去に戻った後にも、認知症の妻からの手紙を受け取りたい康徳や、死んだ妹に謝りたい八絵子など、様々な人が過去に戻っていきます。

そんな中で、実は白いワンピースの女は数の母であること、数の母は数が初めて淹れた特別なコーヒーを飲んで幽霊になったことが判明します。

そして数は今でもその罪悪感を抱えながら生きていると言うのです。

しかし、母の真相を知ろうにも、数は自分で淹れたコーヒーでは過去には戻れません。

そこで、数の恋人である新谷亮介(伊藤健太郎)は、未来から数の娘に来て貰い、コーヒーを淹れて貰うことを提案します。

果たして数は過去に戻れるのでしょうか?また数の母は、なぜ幽霊になってしまったのでしょうか?

続きはぜひ実際に観てみてはいかがでしょうか?

映画『コーヒーが冷めないうちに』評価

5.0 ☆☆☆☆☆

過去が変えられないことが分かっていても、元気だった頃の妻や亡くなった人に会いに行く人々のもどかしくも切ない様子は涙無しには観られません。

また話はオムニバス形式で進んでいるため、映画を観るまとまった時間が無い方にもおすすめです。

コーヒーが冷めないうちにを観るには?

「コーヒーが冷めないうちに」は現在Amazon Prime Videoで無料配信中です。

映画『コーヒーが冷めないうちに』まとめ

後悔する出来事は誰にでもあります。しかし、そんな出来事の起きた過去に戻れるとしたら、あなたならどうしますか?

今回は、1人1度だけ過去に戻れる不思議な喫茶店を描いたファンタジー映画「コーヒーが冷めないうちに」をご紹介しました。

過去に起きた出来事は決して変えられないと分かっていても、様々な思いを抱えながら過去に戻る人々に、涙すること間違え無しな作品です。

現在、Amazon Prime Videoで配信中のため、ぜひ観てみて下さい!

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